ゴスペル大好き  我は行く

聖歌 12



12 我は行く
作詞: Hyong Chin Hwang 作曲: Anonymous

1、我は行く、我は行く
  主が歩まれた涙の淋しい道
  重なり重なる十字架の道
  み旨のみを、我は行く今行く
  み旨のみを、我は行く今行く
2、我従う、我従う
  主が選ばれたいばら道
  光のため耐え忍び勝利の冠得(う)る道
  身も心も、我従う従う
  身も心も、我従う従う
3、我仕えん、我仕えん
  主が来られきた辛い道
  千歳願い胸に抱き栄えの園求め
  サタン押しのけ我仕えん仕えん
  サタン押しのけ我仕えん仕えん


聖歌 第一部 12番「我は行く」



 「クォ・バディス・ドミネ?」(主よ、何処〈いずこ〉に行き給うや)。

 ネロの時代、迫害のただ中にあるローマを逃れようとしたペテロの前に現れたキリストは、ペテロのその問いに対して「あなたが私の民を捨てていくならば、私はローマに行って再び十字架にかかろう」と答えられます。

 狂乱の都ローマに神の国の礎を起こそうとされた神の摂理は、常識における闘いではありません。キリストはいつも、その闘いの先頭に立ち、その迫害のただ中を通っていかれます。

 韓国統一教会(現・韓国家庭連合)の初期に起こった迫害は嵐のようでした。
 事の起こりは、80年の歴史を持つ名門の梨花女子大学での伝道が非常な勢いで進んでいる時、大学側が「私は学校をやめても神のみ旨に従います」という14人の学生を退学させたことに始まります。
 学生の親たちは驚き、マスコミを通して学校側を非難しました。

 ところが、大学の副総長は当時の李承晩(イ・スンマン)大統領と密接な親戚関係にあり、学校側はこの関係を利用してあらゆる手段を使って逆宣伝をしたのです。
 毎日のように驚くような偽りの情報が新聞に出るようになり、邪教、異端としての迫害が始まりました。

 この時期、あまりにも激しい非難に、信じられなくなって信仰を捨てた人も多かったのですが、どんなことがあってもついて行く決意を固めた教会員も数多くいたのです。

 「私は死んでも行く。身も心も主と共に行く」と、黄煥ァ(ファン・ファンチェ)先生が歌ったこの歌は、苦難を越えて、真実に真の父母と共に生きようと私たちの心に呼び掛けます。(参照:『聖歌のめぐみ』)




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